その後悔、一人だけの問題じゃありません

Yahoo!知恵袋には「貯金せず推し活に何百万と注いできて、今後悔している」「推し活のお金の限度について悩んでいる」といった相談が数多く投稿されています。疲れているとき・落ち込んでいるときほど課金額が増える傾向があり、後になって「モノそのものより、使った金額に対する後悔のほうが大きい」と感じる人が多いこともわかっています。

課金しすぎてしまうのは、意志が弱いからではなく、感情の波と課金のしやすさが結びついているからだという面が大きいのです。

「反省」だけでは、また同じことが起きる

「もう二度としない」と心の中で誓っても、次にまた気持ちが落ち込んだとき、同じことを繰り返してしまう。これは珍しいことではありません。意志の力だけで乗り越えようとすると、うまくいかなかったときに「自分はダメだ」という自己否定まで積み重なってしまいます。

必要なのは、根性論ではなく、使いすぎにくい仕組みを作ることです。推し活そのものをやめる必要はありません。

使いすぎにくい仕組みを作るという選択

「使える金額の上限を、あらかじめ物理的に決めてしまう」という仕組みを取り入れることで、感情に任せた課金を減らせる可能性があります。

バンドルカードは、チャージした分しか使えないプリペイド式のカードです。月の利用額が指定した金額に達すると通知される機能もあり、使った直後に利用履歴がアプリに反映されるため、「気づいたら使いすぎていた」という状態そのものを防ぎやすくなっています。

推し活専用のチャージ枠として月の上限額を決めておけば、「これ以上は物理的に使えない」という状態を作れます。我慢するのではなく、そもそも使いすぎられない状況を作るという考え方です。

それでも自分を責めすぎないでほしい

今月使いすぎてしまったとしても、それはあなたの価値を下げるものではありません。推し活で得た喜びや救われた気持ちは、金額だけで測れるものではないはずです。大切なのは、過去を責め続けることではなく、次の一歩として仕組みを変えてみることです。

よくある疑問

Q. すでにかなりの借金・後払いを抱えてしまっている場合は? A. まずは現状の負債額を正確に把握することが最初の一歩です。金額が大きい場合は、消費生活センターなど公的な相談窓口に相談することも選択肢に入れてください。この記事で紹介しているプリペイドカードは、あくまで「今後の使いすぎを防ぐ」ための仕組みであり、既存の負債の解決策ではありません。

Q. プリペイドカードにすれば、もう二度と使いすぎない? A. 仕組みを変えても、上限額そのものを毎回引き上げてしまえば効果は薄れます。上限額を「自分にとって無理のない金額」に設定し、それを簡単に変更しない、というルールとセットで運用することが大切です。

まとめ

  • 課金しすぎての後悔は珍しい感情ではなく、感情の波と課金のしやすさが結びついて起きやすい。
  • 意志の力だけで反省しても繰り返しやすいため、使える金額に物理的な上限を設ける仕組みづくりが現実的。
  • 使いすぎてしまった過去を責めすぎず、次の一歩として仕組みを変えることに意識を向けるのがおすすめ。