その喪失感、ちゃんと理由があります
「推しロス」という言葉があるように、推しの卒業・活動休止によって喪失感を抱くのは、決して大げさな反応ではありません。Yahoo!知恵袋には「推しロスが酷い、時間が解決してくれると思っていたけど寂しさが消えない」という投稿があり、同じ経験をしている人が数多くいることがわかります。
精神科医の解説によれば、推しの卒業のような喪失を経験したとき、人はまず心にぽっかり穴が空いたような放心状態になり、その後に過去のコンテンツを繰り返し見返す時期、悲しみや怒りの時期を経て、少しずつ受け入れへと向かっていくとされています。この過程には近道がなく、日々を過ごす中で少しずつ悲しみが感謝に変わっていくとされていますが、そのペースには個人差があります。
「早く立ち直らなきゃ」と焦らなくていい
推しロスのつらさをさらに重くしているのは、「いつまでも引きずっている自分はおかしいのでは」という焦りかもしれません。しかし、大切な存在を失った悲しみに、決められた期限はありません。周りが「そろそろ元気になった?」と言ってくることがあっても、あなたのペースで悲しんでいい。それが専門家の見解でもあります。
誰にも言えない気持ちを話せる場所
推しロスのつらさは、身近な人にはなかなか理解してもらいにくいものです。「たかがアイドル・キャラクターの話でしょう」と流されてしまうと、余計に孤独を感じてしまうこともあります。
そんなときは、話を聞くことに慣れた第三者に、気持ちを言葉にしてみるという選択肢があります。診断や治療を目的とするものではなく、「誰にも言えない気持ちを、否定されずに話せる場所」として利用している人が増えています。
マインドバディは、臨床心理学の専門家が監修するAI×専門家のプログラムで、悩みに寄り添う対話と、ストレスへの対処法を学べるワークを組み合わせています。
Kimochiは匿名・顔出しなしで利用できるオンラインカウンセリングで、思い立ったその日に予約して話を聞いてもらえる手軽さがあります。
臨床心理士・公認心理師など専門資格を持つカウンセラーに、じっくり時間をかけて話したい場合はメザニンも選択肢になります。
よくある疑問
Q. アイドル・キャラクターのことでカウンセリングを受けるなんて大げさじゃない? A. 大げさではありません。大切な存在を失った悲しみは、その対象が何であっても本人にとっては現実の喪失です。多くのカウンセリングサービスは、深刻さのレベルに関わらず、日常の中の気持ちを話す場として利用されています。
Q. 推しロスは病気なの?治療が必要? A. 推しロスそのものは診断名ではなく、喪失に伴う自然な感情の動きとして説明されています。ただし、日常生活に大きな支障が出るほどつらい状態が長く続く場合は、心療内科・精神科など医療機関への相談も選択肢に入れてください。
まとめ
- 推しの卒業による喪失感(推しロス)は珍しい反応ではなく、多くの人が経験している自然な感情の動き。
- 悲しみが和らぐまでのペースには個人差があり、「早く立ち直らなきゃ」と焦る必要はない。
- 身近な人に理解してもらいにくいときは、話を聞くことに慣れた第三者に気持ちを話してみるという選択肢がある。